うめもりについて

手鞠わさび葉寿し「ありがとうの贈り物」


奈良から、うめもりオリジナルの「手鞠わさび葉寿し」をお届けします。
                          
うめもりは、奈良県奈良市、古都奈良の文化財として世界遺産にも登録された
「奈良の大仏様がある東大寺」「興福寺」「春日大社」「薬師寺」「平城宮跡」 からほど近い場所にあります。
その昔、奈良の山里では、わさびの葉にご飯を包んで食べる風習がありました。

うめもりでは、この奈良の伝統を受け継ぎながら、わさびで包むお寿しを現代版にアレンジし
うめもりオリジナルの「手鞠わさび葉寿し」を生み出しました。
わさびの葉でしゃりを包み、鮭、鯖などの寿司ネタをのせた珍しいお寿司です。
わさびの葉の食感、さわやかな香りが特徴です。そのわさび葉寿しをひとくちサイズにしたのが手鞠寿しです。
一口サイズで食べやすく、色彩豊かな手鞠寿司は、まるで宝石箱を開けた時の様な輝きと彩りです。 
        
顧みれば奈良が遷都されたのは、約1300年前(710年)。
このころ「日本書紀」が完成したと言われています。735年から737年にかけて奈良時代には、
天然痘が流行し150万人あまりの人が、感染して亡くなられてます。
歴史書をひもとけば異国から広まったとも言われ、瞬く間に様々な地域に広がり、
一般庶民だけでなく貴族までその猛威からは逃げることができなかったほどの惨状でした。
時の天皇であった聖武天皇はそれを憂い、東大寺・奈良の大仏様を建立し、疫病退散を祈願したと伝えられています。

私たちは、現代の世界中を席巻する新型コロナウイルスによるパンデミックに通じるものがあると痛感しています。
だからこそ、コロナ禍にある現代の日本を少しでも明るく元気にしていきたいという想いで、
皆様が「和む」商品をお届けしたいと心を込めて「手鞠わさび葉寿し」を作っています。

<手鞠わさび葉寿しへの想い>
日本の”和”の食を通じて、食べることの幸せを感じられる。食べること=生きること。
”ありがとう”の贈り物。
ふだん当たり前にあることに”ありがとう”
大切な人との繋がりに”ありがとう”
贈る人も贈られる人も幸せな気持ちになれる。
箱を開けた瞬間に、驚きと感動を、食べた時に思わず”笑み”がこぼれる。笑顔になれる。そんな商品作りをします。
食べることで身体に優しく・心に優しく元気の源に。

贈り物の最高賞をいただきました


2010年平城遷都1300年祭メイン会場「奈良の味館」に選出。(県内限定 13 店舗)
2012 年には、JAL ファーストクラス機内食に採用していただきました。
2018年には、日本ギフト大賞2018ふるさとギフト最高賞を受賞
47 都道府県の中で一番のギフトとして選んでいただきました。
 「わさび葉手鞠寿し」は、見た目に鮮やかで宝石箱を開けたような輝きと彩が自慢の一品でございます。
しゃりにこだわり、冷めても美味しい岡山産の「岡山あさひ」を採用。
一粒一粒が大きくしっかりとした甘味のあるお米です。
コシヒカリのルーツにもなった岡山にしかない大変希少なお米です。
また、寿司酢には梅酢を加えてあり、爽やかなお酢の味が特徴です。

会社創業の歴史・創業の想い

うめもりには、ミッション「使命」があります。
「使命」とは、自らの命を使ってでもしたいことです。

<うめもりのミッション・使命>
「人が人を大切にする社会をつくる。
国籍・人種・宗教・性別・病気・障害にとらわれることなくすべての人が幸福になり世界が平和になる為に!
次世代に幸福な地球を繋ぐために地球環境を整える」

このミッション・使命が生まれたのには、物語があります。

創業者である代表取締役社長の梅守康之は、奈良の地に生まれ、家が牛を飼っている兼業農家でした。父は、その牛から搾乳し「うめもり牛乳」として地域に製造販売していたのです。康之も子どもの頃から配達を手伝い、学校に遅れることもしばしばでした。しかし、そこで「商い」の基本と面白さを身につけていったのです。

大人になり、大阪で回転寿司のフランチャイズオーナーとして独立します。いい時悪い時、紆余曲折ありましたが、商いの才能を遺憾なく発揮し、乗り越えていきます。

その間、康之には四人の娘が生まれ育っていました。
先天性心疾患で生まれてきた長女は、何とか短大を卒業しましたが、今は精神を患い2、3歳の知能レベルに落ちてしまい重度障碍者となっています。

そして、四女もまた、10年前の15歳の時に急性リンパ性白血病を患い、入院することになりました。そこには、日本のさまざまな場所から集まった、同じ境遇のお友だちがいました。
彼女たちは毎日ベットの上でグルメ雑誌を見て、
「元気になったら通天閣の串カツにいこう」
「元気になったら心斎橋のみたらし団子屋さんに行こう」
と、小さな夢を膨らませていました。

康之はそこで初めて、自分たちが何気なくしている一日三回、おなかを満たすための「食べる」という行為は、その子たちにとって「生きる希望」であり「明日への勇気」だったと知ることになります。「食べる」ことには、未来への夢がいっぱいに詰まっていたのです。

闘病中に病院で迎えたクリスマスイブ。康之は、厳しい治療を続ける子供たちに少しでも笑顔の時間を持ってもらいたいという思いで、病室に手巻き寿司セットを持ち込みクリスマスパーティを開きます。東京・沖ノ島・沖縄から来た当時10歳前後のお友達は、大変喜んでくれました。

その時です。うめもりの使命が確立したのは。
「人が人を大切にする社会を創る。国籍、人種、性別、病気、障害に囚われることなくすべての人が幸せになるために」
障碍のある人も病気で明日生命の火が消えそうな人も、すべての人は、幸せになるために生まれてきています。
世界中のどんな人もみんな幸せになってほしい。「食べること」を通してみんなが「笑顔時間」を共にすごし、かけがえのない「想い出」になりますように。私たちの使命は、これから先に変わることもぶれることもありません。お寿司という事業を通じて、人のお役に立てることをやっていきたいと思います。 奈良から、お客様のことを想いながらひとつひとつ丁寧に、心を込めて。うめもりの手鞠寿しで、多くの方に、笑顔で元気になることを祈って。”私たちは”ありがとう”をお寿司の中に詰め込みます。

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